funding the commons 2024経緯
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funding the commonsは2022年からチェックしていて、日本でもできないかと考えていた。
文脈としては社会的共通資本だけど、それ単体だと弱いと感じていた。
以下の記事の構想自体は2022年からあったのだが結局出たのは2023年の5月だった。
DeSci(分散型サイエンス)が「公共性」を志向する理由──パブリックブロックチェーン、​​Web3の源流からひもとく
グローバルの文脈
AI safety/alignment: AIの民主主義的な管理や運用などというのが大きなテーマになると思う。
Web3: 裏にあるpermissionlessは重要だと思っている。民主主義的な課題と関わる。
コモンズ: オストロムなどはここで繋がってくる。
「コモンズ」の文脈に関しては、"アセット自体に徴税能力をつけられるから、全体のトレジャリーに入れられるよね"という感じだと理解しています。tkgshn.icon
/tkgshn-private/財そのものに徴税能力を持たせる
通常の財は通常のビジネスモデルで資金を調達することができるが、公共財はそうはいかない。 しかし、公共財 - 排除不可能で非競争的な財 - web3で資金を調達することができると私は信じている。by owocki
/tkgshn-private/Transcending the Individualist/Collectivist Divide#64bca6b509c5f20000d0b0ae
/tkgshn-private/A Vision for A Pluralistic Civilizational Scale Infrastructure for funding Public Goods - 🤖 DAO Governance and Vision - Gitcoin Governance
worldcoinなどもここにくるんだろうけどちょっとナラティブが少ない。
これは、シンプルにインフラかな。tkgshn.icon
network state:
このあり方は個人的には反対なのだがBerlinはここに嵌っているところがありうーんと思う。
effective altruism/philanthrocapitalism: 支援者の中心がIT企業で儲かっている人たちなどが中心で、国の課題を慈善活動等で支援しようというグローバルな活動になっている。
自己主権型アイデンティティ
オープンソースカルチャー
人口減少
気候変動
日本の文脈
日本における公共への活動についてWeb3でのプレゼンスが小さいのが非常に気になっている。
台湾はちゃんと活動していて、日本では活動はあるけどナラティブが育っていないというイメージがある。
柄谷行人 (批評空間) → オードリータン → Pluralityという流れは非常に面白いのだけど、日本ですらほとんど知られていない。
自分自身はコミットしているわけではないのだが、この文脈が知られてくれないと困るところもある。
東京大学マーケットデザインセンター
日本のメカニズムデザインやゲーム理論の研究者は非常に優秀な人たちが多い印象。小島先生、野田先生、川口先生、安田先生、成田先生等。
宇沢 → 社会的共通資本 & メカニズムデザイン → 占部さん & マーケットデザインセンター
柄谷行人 → 鈴木健 & 成田
柄谷行人 → 東浩紀
いくつかのラインがあるのだけど、ここをちゃんと繋げる。
ただ日本の地域創生の活動は非常に面白いと感じていた。
日本の課題
面白いユニークな思想は存在することは間違いのだが、価値提案が弱いと思うことが多い。後追いが多いので、誰かがイノベーションをしてくれるのを待っている。
アニメや建築などは日本は強いが作品が強いものはまだまだやれることがあるのだが、ナラティブが弱いと共有しづらい。
Web3だと学問領域にお金が流れる仕組みを作っている人がいない。
DeSciとの関連
分散的な意思決定においては、科学を超えて関連性がある。
科学におけるインセンティブの問題もあり、コモンズとしてのサイエンスに応用できる糸口となりうる。
学問領域として暗号学や連合学習等の領域に支援金を入れる理由作りになる。
時代的な要請
イベント前準備
スポンサー集め: 2024年
潜在的なスピーカーへの声かけ
会場探し: 大学等がありがたいが特に東京大学だと良い。
funding the commonsの趣旨と認知度を上げるための活動
キープレイヤーとあっておく必要がある。
イベント後
単なるイベントはこれで終わりで良いと思う。
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DeSci Tokyo
DAO UTokyo経緯と結果
Funding the Commons Tokyo 2024
学問領域を整備して支援を呼び込む。
若手育成に動く
すでに活動している人たちなども見つける必要がある。
AI alignmentなどと連携してグラント整備する必要がある。
academistとの連携も面白そうではある。
育成領域の選定
濱田自身はLLM + 連合学習 + インセンティブデザイン + データ共有で進めるのが良いと思っている。
ナラティブのグローバル展開
これができる人も育成する必要がある。
思ったこと
イベント自身が大事というよりもイベントに向かうまでに人をナラティブにのせるまでが大事。
Xとかではオンボードさせられない人が多いことを考える必要がある。
イベントばっかは意味がないのだけどコミュニティが育つ場所を用意する必要がある。
毎日連携とか厳しい。メタバースはこの関係では無理ではという感じがある。
opportunistはそんなにいないのかもなと思うなど。
経緯
2023年の2-4月で高木さんがDavid Caseyと繋げてくれる。
desci tokyoでは会えず。
丸山さんがmetascience conference 2023で、evan miyazonoさんと仲良くなってコールすることになる。
Davidさんと再び繋がることになる。
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fractonの守さんとHalさんなどが入ってもらう。
守さんたちはDAO Tokyo & ETH Tokyoの宇野さんたちと連携して開催を提案
ここでEDCONのタイミングでやろうという話になる
Davidとのコール 8月末
AI safety/alignment絡み
人口減少
オープンソースカルチャー
コモンズ絡み
想定内の話だったので、タイミングさえあればやれると思った。
高木さん曰くEDCONあんま評判良くないらしい
運営側の問題がありそう。
守さんも同意 & Davidもそんな感じだった。
DeSci BerlinでDavidと守さんとお会いして
具体化することになった。
結局開催でとりあえず動くことに。
内部で予算を作らせるためにも一年前ぐらいから動かないと難しいのだろうと思う。
desci.berlin 2023メモ
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